国公立大 一般入試始まる　前期日程、県内は４大

　国公立大学の一般入試（前期日程）が２５日、県内４大学で始まった。県立看護大と名桜大は同日のみ、琉球大は２６日、県立芸大は２７日まで。琉球大では英語と生物の問題文に１カ所ずつ誤字が見つかり、各試験会場で解答開始前に板書をして受験生に周知した。その他は大きな混乱なく終了した。

　今回は障害者差別解消法が施行されて初の一般入試となる。７学部に３１０８人が志願した琉球大では本年度に開設した障がい学生支援室を窓口に、６人の受験生に個室受験など合理的配慮をした。同大では以前から同様の配慮を続けており、昨年は５人に対応した。

　同日程の合格発表は看護大が３日、名桜大は４日、県立芸大は５日、琉球大は７日に行われる。