【名護】名護市営球場を解体して新たに2019年12月末までに完成させる新球場に関し、名護市は27日までに完成予想図を作成した。市は、命名権(ネーミングライツ)を取得する企業を公募する方針で、時期や方法を検討している。
外野の両翼は現球場の97メートルから100メートルに、中堅が現球場の118メートルから122メートルにそれぞれ拡張する。収容人数は内外野で計約7500人を予定している。バックスクリーンには電光掲示、スピード表示などを備える。
現在の市営球場は3月から解体工事への関連作業に入り、4月から本格的に球場を解体し始める見込み。20年2月の春季キャンプからプロ野球の北海道日本ハムファイターズが使用する予定だ。
新球場の建設を担当する市都市計画課は県内の他球場の事例も情報収集しながらネーミングライツの公募へ向けた準備を進める。