米軍普天間飛行場移設に伴う新基地建設に抗議活動により威力業務妨害罪で起訴され、3カ月以上勾留が続いていた稲葉博さん(66)が8日、那覇拘置所から釈放された。那覇地裁の裁判官が7日、保釈を決定した。保釈後、稲葉さんは「本当に限界だった。今はほっとしている」と語った。拘置所前などで自身らの釈放を求めて集まった人たちに対して「土日も含めて毎日声が聞こえてきて勇気づけられた。本当に有り難かった」と話した。
一方で、勾留が続く山城博治沖縄平和運動センター議長については「弁護士以外との面会もできず、私よりももっときついだろう。想像するだけで胸が痛い」と話した。
【琉球新報電子版】
英文へ→Anti-Henoko activist released after being detained for more than 3 months