重い心臓病のため昨年11月に米コロンビア大学で心臓移植手術を受けた森川陽茉莉(ひまり)ちゃん(2)は9日までに、頭蓋骨の手術と髄液をコントロールする手術を受けた。手術は成功し術後の体調が良好であるため、現在帰国のための準備をしているという。渡米直後の10月に脳の出血が見つかり手術で血を取り除いた際、脳への圧迫を軽減するため出血した側の頭蓋骨を手術した。術後は、手も右手だけだが動かすようになったという。
父・孝樹さん=うるま市出身、横浜市=と母・佳菜子さんは「ひまりちゃんを救う会」のフェイスブックを通し「やっとリハビリのスタート地点に戻ることができた。必ず元気な姿をお見せできるようこれからも頑張っていく」と報告した。