障がい者の働く場を サンクスラボ、ネット業務提案


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
サンクスラボの業務を体験する発表会参加者ら=2月28日、北谷町北谷

 【北谷】インターネットサービスを通して障がい者の就労を支援するサンクスラボ(那覇市、村上タクオ代表取締役社長)は2月28日、北谷町北谷の北谷オフィスで開所発表会を開いた。村上社長は「インターネットの世界では、ハンディキャップがある人たちも生き生きと活躍している。新しい働き方と輝く居場所を通して可能性を引き出したい」と意気込みを語った。

 県立鏡が丘特別支援学校の前川考治教諭は「職員は日々、子どもたちが社会参画して輝ける場所を探している。同社の活動に期待している」と祝辞を述べた。

 就労支援A型・就労移行支援事業所「サンクスラボ」は、ネットゲームのサポートやメンテナンスなどを行っており、8月に開所した久米オフィスでは就労支援A型で30人以上が利用している。北谷オフィスの利用者は現在10人で、同社は残り20人ほどの利用者を募集している。問い合わせは同社(電話)098(860)7611。