漁業4%増、195億円 マグロ伸び大きく 15年沖縄県内


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 沖縄総合事務局が21日発表した2015年の県内漁業産出額は、前年比4・1%増の194億6千万円だった。産出額は2011年の147億円を底に、4年連続で上昇した。

 内訳は海面漁業が前年比20・5%増の126億7千万円となった。マグロ類の伸びが大きく、キハダは84・7%増の26億600万円、ビンナガが43・3%増の14億3900万円となった。イカ類は37・8%増の18億6300万円、カツオ類は43・4%増の1億6200万円だった。

 一方、海面養殖業は17・0%減の68億円となった。全体的に減少傾向となり、中でも養殖業で主力のクルマエビは15・6%減の21億3千万円、モズク類は21・4%減の20億8千万円となった。