ヘリ着陸帯の撤去要求 タイヤ落下受け宜野座村議会が抗議決議


この記事を書いた人 松永 勝利
公表する―ことを求めた。【琉球新報電子版】 ヘリコプター着陸帯の即時撤去などを求める抗議決議と意見書を全会一致で可決する宜野座村議会=22日午前、宜野座村議会

 【宜野座】宜野座村議会(小渡久和議長)は22日午前、UH1ヘリがつり下げ訓練中に複数のタイヤを落下させた事故を受けて、定例議会で抗議決議と意見書を全会一致で可決した。抗議決議の宛先は在日米国大使と在日米軍司令官、在沖米国総領事など。意見書の宛先は安倍晋三首相ら。意見書と抗議決議は23日、沖縄防衛局に渡す。
 抗議決議と意見書の中で落下事故について「いつ起こるかもしれない落下事故が現実のものとなり、村民を恐怖と不安に陥れたことは、戦場さながらの状況で、断じて許されない」と批判した。その上で①提供施設外上空の米軍機の飛行訓練の即時中止②ヘリコプター着陸帯「ファルコン」の即時撤去③事故原因を徹底的に究明し、結果を速やかに