来季も頂点目指す コラソン「応援に応えたい」


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 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンは23日夜、那覇市のダブルツリーbyヒルトン那覇首里城で2016-17シーズン報告会を開いた。コラソンの今季の成績は7勝8敗1分けで、昨季と同じく6位でシーズンを終えた。多くのファンや協賛企業の関係者に対し、水野裕紀選手兼監督は「来季も頂点を目指すので応援お願いします」と決意を語った。コラソンは今季、攻撃では石川出が加入し戦術の幅を広げ、守備では新たな陣形で臨むなど、水野選手兼監督率いる新体制で新たな挑戦に取り組み力を付けてきた。

10年目の来季に向け「日本一を目指し、今まで以上努力する」と語る松信亮平主将=23日、那覇市のダブルツリーbyヒルトン那覇首里城

 ホーム戦7試合は3勝4敗と負け越したものの、7試合の観客数はリーグ最多の1万1333人で、10月の大崎戦は1試合でもリーグ最多の2713人を記録した。水野裕矢GMはホーム戦も含めて「(応援の)思いに応えるためにも勝てるチームを目指す」と熱い思いを語った。

 報告会では選手一人一人も来季に向けた意気込みを語った。主将の松信亮平は10年目を迎えるチームとして「日本一を目指し、今まで以上に努力していく」と力強くあいさつした。

 県ハンドボール協会の金城幸信会長は「来季は協賛企業を100社以上に増やし支援の輪を広げたい」と呼び掛けた。同協会の東江正作理事長は、2018年4月に、日韓中など各国リーグ王者による東アジアクラブ選手権が沖縄で開かれることを紹介し、開催地枠で出場が予定されるコラソンには「日本リーグ王者として出場してほしい」と期待した。