政治

辺野古、長島横で汚濁膜作業 ブロック投下総量3200トン

長島部の水中にブロックを投下する沖縄防衛局=24日午後2時50分ごろ、名護市の大浦湾

 名護市辺野古の新基地建設に絡み、沖縄防衛局は24日、埋め立て工事に先立ち進めている周辺海域への汚濁防止膜の新たな地点での設置に着手した。着手したのは「長島部」と呼ばれる地点で、汚濁防止膜を海底で固定するコンクリートブロックを投下する作業が確認された。関係者によると汚濁防止膜の設置は当初の想定より早く進んでいる。防衛局は汚濁防止膜の設置を終え次第、埋め立て工事着手に当たる護岸工事を4月にも始める計画。

 防衛局は大浦湾の北側と南側、長島部、作業ヤード部と呼ばれる計4地点で汚濁防止膜を設置する計画。このうち大浦湾の1地点では既に設置作業が終わったとみられ、ブロック投下を行っていた起重機船が長島部に移動した。作業ヤード部の設置は未着手。
 長島部の汚濁防止膜設置に関し、沖縄防衛局は海底のサンゴに与える影響を調べる「環境調査」を実施していた。防衛局は24日、「サンゴ類の詳細調査については環境監視等委員会に結果などを報告した。コンクリートブロックの設置や方法も説明した上で作業に当たっている」とし、同委員会の了承を得たとした。
 一方、防衛省は24日の衆院環境委員会で、2014年8月の作業開始から23日までに、臨時制限区域などを示す浮標灯(ブイ)、浮具(フロート)や汚濁防止膜設置のためにコンクリートブロック247個(総重量約3200トン)を投下したと明らかにした。玉城デニー氏(自由)の質問に答えた。
 重さ別のブロック数は、4トン以下が16個、10~15トンが189個、20トンが34個、45トンが8個となっている。




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