「おいしい」と「太らない」両立できる 新報食育フォーラム


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 【宜野湾】新報食育フォーラム(主催・琉球新報社、協賛・キユーピー)が25日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター会議棟で開かれ、元NHK「ためしてガッテン」専任ディレクターで、消費生活アドバイザーの北折一さんが講話した。北折さんは、体重を測って毎日記録する方法を紹介し「『おいしい』と『太らない』は両立できる。やり方が重要だ」と強調した。

 北折さんは食べる時に「一口30回かむように心掛け、咀嚼(そしゃく)中枢を刺激することで、脳の活性化にもつながる」と説明した。効果のないダイエット法に飛び付いてしまう人が多いことに警鐘を鳴らし「楽して痩せるダイエットなんてない。即効性をうたい話題になるインチキなダイエット法を見破ってほしい」と強調した。

 パネルディスカッションでは北折さん、琉球大学保健管理センターの崎間敦准教授、日本健康運動指導士会沖縄県支部の山城麗子支部長が、運動と食事について議論した=写真。沖縄野菜プロジェクト協同組合理事の渡辺克江さんが進行役を務めた。