【南風原】南風原町特産のヘチマ「はえばる美瓜(びゅうりー)」のPRを目的に、2012年に結成したキッズダンスチーム「ビュウリーズ」が世代交代を迎えている。初期メンバー4人のうち3人が中学進学するのに伴い、ビュウリーズを卒業した。卒業生らは「大変なことも多いが、楽しいことはもっと多い。これからは後輩たちに頑張ってほしい」とエールを送っている。
今回卒業する初期メンバーは2年生から活動してきた並里姫さん、半嶺莉世さん、島袋彩音さんの3人。4年生から参加した仲宗根愛海さん、玉城春希さん、5年生から加わった仲村真穂さんも卒業となる。玉城さんは北丘小で残りは南風原小だったが、中学は全員が南風原中に通う。
リーダーの島袋さんは「イベントに出演したり、テレビや新聞に出たり普通はできない体験ができた」と、思いを語った。並里さんは「大変なこともたくさんあったが、チームの知名度も上がってきてうれしい」、半嶺さんは「人前で堂々と話せるようになり、成長することができた」と話した。仲宗根さん、玉城さん、仲村さんも「南風原のことを知ることができた」など、チームで多くのことを学べたと喜んだ。
チームは2016年度、10人のメンバーで活動していたが、初期メンバーを含む6年生6人が卒業するのに合わせ、昨年12月にオーディションを実施。新年度は8人のメンバーで活動する。
初期メンバーの最後の1人で次のリーダーとなる南風原小5年の又吉彩楓さんは「私がみんなを引っ張れるよう頑張るので、時間があるときは応援に来てほしい。お疲れさまでした」とねぎらいの言葉を送った。