大型シーサー、みんなできれいに あすシーサーの日


社会
この記事を書いた人 志良堂 仁
「壷屋のうふシーサー」を清掃する参加者ら=2日、那覇市壷屋

 4月3日の「シーサーの日」を前に、「第16回壷屋でシーサーの日!」実行委員会のメンバーらが2日、那覇市壺屋にある「壷屋のうふシーサー」とモノレール牧志駅近くの「さいおんうふシーサー」の清掃を実施した。3日は、壷屋のやちむん通り沿いで陶工によるシーサー作り実演や焼き物で有名な壷屋の街を探検する「壷屋まーい」など多彩なイベントが行われる。

 関係者によると、2013年に建立した後、大がかりな清掃活動は初めてという。高さ約3メートル60センチの「壷屋のうふシーサー」には、壷屋陶器事業協同組合や那覇市立壷屋焼物博物館の職員・友の会などの関係者20人余が脚立に上り、ブラシでこするなどして汚れを落とした。
 壷屋陶器事業協同組合の島袋常秀理事長(73)は「焼き物のシーサーの中では最も大きい」と魅力を語り、イベントへの来場を呼び掛けた。シーサー建立時に理事長を務めていた同組合の島袋常栄顧問(69)も駆け付け「きれいにして、多くの人に見てほしい」と笑顔を見せた。【琉球新報電子版】