沖縄はもう夏日 8観測地点で25度超え 波照間、西表は26.1度


この記事を書いた人 松永 勝利
海辺で砂遊びを楽しむ子どもたち=5日午前11時すぎ、石垣市川平の底地ビーチ

 沖縄地方は5日、高気圧に覆われ青空が広がり、沖縄気象台の県内28観測地点のうち8地点で気温が25度以上の夏日となった。波照間島と西表島では午後2時までに26・1度を記録した。そのほか夏日になったのは久米島(25度)、宮古島市鏡原(25・1度)、多良間村仲筋(25・5度)、石垣島(25・4度)、西表島大原(25・4度)、波照間島志多阿原(25・7度)。

 石垣市川平の底地ビーチでは観光客がマリンレジャーを楽しんでいた。春休みを利用して大阪府から観光で訪れた吉田新太郎さん(42)ら家族5人は石垣島で早くも“夏”を満喫した。長女の璃子(りこ)さん(9)は「バナナボートが楽しかった。(大阪と比べて)暖かくてまた来たい」とにっこり。次男の昇(しょう)君(11)は「風が吹くと少し寒いけれど、太陽が出ると暖かい」と笑顔で話した。

 沖縄地方は高気圧の影響で8日ごろまで気温が上昇するが、週末の9日から週明け10日にかけて曇りや雨になり、気温は下がる見込み。【琉球新報電子版】