キングス大勝、大阪に84-69 Bリーグ


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングス(西地区3位=25勝28敗)は22日、大阪府の府民共済SUPERアリーナで大阪エヴェッサ(同2位=26勝27敗)と今季第54戦を行い、84-69の大差で貴重な勝利をつかんだ。キングスは終始冷静な試合運びで大阪の隙を突き、圧倒した。大阪には今季全敗していた。両チームともにチャンピオンシップ出場を懸けており、キングスが大一番を制した。

 第1Qでは外国人選手1人の大阪に対し、キングスは2人を投入する。オンザコートの有利を生かし、ゴール下を高い双璧で守り勝つと大阪の早打ちとミスを誘い、素早く攻撃に転じて16点差を付けた。第2Qは逆にキングスの外国人選手が1人となるも攻守で慌てず、しのぐ。残り1秒のプレーからラモント・ハミルトンがミドルシュートを決め、勢いをそのままに47-36と有利に後半へ進めた。
 その後もキングスは全員が足を使って大阪を振り回した。歯車がかみ合わない大阪の守備に対して、冷静な連係プレーやドライブで崩しつつ、攻守でしっかりリバウンドを奪うなど、常に主導権を握り続けた戦いだった。
 大阪との第2戦は23日午後2時に同アリーナで戦う。【琉球新報電子版】