教会も届も“宜野座婚” 村初、「リーガル挙式」 香港カップル「沖縄の人、温かい」


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宜野座村初のリーガルウエディングを行った香港人カップル=21日、宜野座村(グッドラック・コーポレーション提供)

 【宜野座】海外の法律に基づき結婚する「リーガルウエディング」を活用し、香港人カップルが21日、宜野座村役場に婚姻届を提出した。その後、村内にある沖縄最大級の敷地を誇るウエディングチャペル、「ザ・ギノザリゾート『美らの教会』」で結婚式を挙げた。宜野座村役場でのリーガルウエディングの申請と村内でのリーガルウエディングカップルの挙式は初めて。

 今回、リーガルウエディングを挙げたのは新郎の郭程鵬(くぅお・くちんぱん)さん(35)と新婦の劉凱如(ちう・ほいゆ)さん(33)。2人は15年前に知り合い、5年前に交際を始めた。

 21日午前、役場を訪れ、手続きを済ませ、役場から婚姻届受理証明書を受け取った。

 以前に沖縄を訪れたことがある新婦の劉さんは「沖縄の人は心が温かいので好きだ。いろいろなチャペルを見てきたが、ザ・ギノザリゾートが良かった」と話した。

 新郎の郭さんは「1人ではできないことも2人で力を合わせれば乗り越えていける。沖縄の青空のようにすてきな結婚生活を送りたい」とほほ笑んだ。

 ザ・ギノザリゾートの「美らの教会」は、国内外大手リゾートウエディングを企画運営するグッドラック・コーポレーションが手掛けた。