ハンセン流弾で抗議決議提出へ 県議会軍特委、本会議で明日可決


この記事を書いた人 松永 勝利
米軍キャンプ・ハンセン内で発生した流弾とみられる事案について意見書案、抗議決議案を全会一致で可決する県議会米軍基地関係特別委員会=1日午前10時すぎ、県議会

 県議会は1日午前、米軍基地関係特別委員会(軍特委、仲宗根悟委員長)を開き、恩納村安富祖の米軍キャンプ・ハンセン内の安富祖ダム工事現場で起きた流弾とみられる事案について、抗議決議案と意見書案を臨時本会議に提出することを全会一致で決めた。臨時本会議は2日に開催される。意見書案では、原因究明と再発防止策が取られるまでの間、同基地での実弾射撃訓練の中止のほか、事件・事故発生時に地元自治体や警察が速やかに基地内に立ち入り、調査できるよう日米地位協定の改定などを求めている。【琉球新報電子版】