ハンセン流弾、沖縄県議会きょう抗議決議


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 沖縄県議会は1日午前、米軍基地関係特別委員会(軍特委、仲宗根悟委員長)を開き、恩納村安富祖の米軍キャンプ・ハンセン内の安富祖ダム工事現場で、工事車両や水タンクが破損し、車両付近や水タンク内から銃弾のような物が見つかった問題で、抗議決議案と意見書案を臨時本会議に提出することを全会一致で決めた。臨時本会議は2日に開催される。本会議には、嘉手納基地で実施されたパラシュート降下訓練に対する抗議決議案と意見書案も提出する。

 流弾問題に関する意見書案では、原因究明と再発防止策が取られるまでの間、同基地での実弾射撃訓練の中止や、事件・事故発生時に地元自治体や警察が速やかに基地内に立ち入り、調査できるよう日米地位協定の改定などを求めている。

 流弾問題が14日に発覚して以降、米軍は関係する可能性がある射撃場の使用を中止している。詳細な因果関係は明らかにしておらず、調査中としている。