州軍F16、嘉手納に8機飛来 数カ月配備で爆音激化も


この記事を書いた人 志良堂 仁
暫定配備のため、米軍嘉手納基地に飛来する米州軍のF16戦闘機=4日午後2時28分、米軍嘉手納基地(諸見里真利撮影)

 【嘉手納】米コロラド州バックリー空軍基地所属の州空軍のF16戦闘機4機が、4日午後2時27分から34分にかけて米軍嘉手納基地に飛来した。午後3時9~10分にさらに4機が着陸した。米太平洋空軍が3日、嘉手納基地へF16戦闘機12機と航空兵約250人を暫定配備すると発表しており、今後、さらに4機が追加飛来するとみられる。

 暫定配備は今後数カ月にわたる見込みで、騒音激化を懸念する声が上がっている。沖縄市、北谷町、嘉手納町で構成する「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」は州軍機の飛来の中止を求めている。【琉球新報電子版】