【糸満】糸満市摩文仁の平和祈念公園で3日、「第13回平和祈念こいのぼりまつり」(県平和祈念財団主催)が開かれた。7日まで。子どもたちの健康と幸せを祈願しつつ平和について考える機会にしようと開催されている。会場には、保育園児らが手作りした2万3679匹のこいのぼりが飾られている。
同日、悪天候のために急きょ会場を館内に移して行われた掲揚式では、県平和祈念財団の新垣雄久会長が「みんなが作ったこいのぼりが、平和の風に乗って世界の子どもたちに届くことを念願する」とあいさつした。
同日、野外の式典広場では、凧(たこ)愛好家の山内平三郎さんの作成した全長32メートルの県内最大のこいのぼりがクレーン車で揚げられた。
雨と風の影響を受け、掲揚式典内での掲揚は見送られたが、遅れて姿を現した大きな赤いこいのぼりに子どもたちは驚いていた。