【宮古島】2020年の東京パラリンピックに宮古島市出身の義足ランナー、新崎祥太さん(31)を出場させようとこのほど、宮古島市内の障がい者支援施設関係者らが中心となって後援会が設立された。1日、市役所平良庁舎で会見した後援会の下地徹副会長は「宮古からぜひ出場させたい。そのために大会出場の旅費の募金をお願いしたい」と呼び掛けた。新崎さんの大会派遣費を捻出するため、市役所平良庁舎などに募金箱を設置した。
新崎さんは2016年10月の岩手県障がい者スポーツ大会で、100メートルと幅跳びの2冠を達成した。東京大会へは出場可能性がある100メートルかリレー競技出場を目指す。
後援会長には身体障害者総合支援施設「青潮園」の宮里不二雄理事長が就き、顧問には下地敏彦市長と宮古身体障害者連合会の池間太郎会長が就任した。
新崎さんは「後援会ができてうれしく思う。2020年まであと3年しかない。しっかり練習に励みたい。応援をよろしくお願いします」と話した。