【電子号外】キングスCSへ 崖っぷち大逆転


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 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングス(西地区3位=28勝31敗)は7日、沖縄市民体育館でチャンピオンシップ(CS)出場を懸けて大阪エヴェッサ(同地区2位=28勝31敗)と最終戦第60戦を行い、80-72で勝利した。28勝31敗同士で並んでいた両チームはこの結果、キングスが1ゲーム差で上回り地区2位が確定、CS進出を決めた。キングスは準々決勝で西地区1位のシーホース三河(46勝14敗)とぶつかる。

 第1クオーター(Q)はキングスのシュート精度が光った。レイショーン・テリーのドライブを中心に、岸本隆一の3点弾で畳み掛ける。第2Qは大阪の反撃に遭い、第3Qの開始直後に逆転を許すと、しばらく一進一退の攻防が続いた。迎えた第4Qは金城茂之とアンソニー・マクヘンリーらが攻守で活躍し、主導権を渡さなかった。大阪のファウルゲームもテリーが落ち着いてフリースローを決め、リードを保った。
 キングスの準々決勝は13、14の両日、愛知県のウィングアリーナ刈谷でシーホース三河と行う。今季、三河との対戦成績は1勝5敗で接戦が予想される。三河にはキングスでもプレーした宮古島市出身の狩俣昌也(狩俣中-興南高-国際武道大)が所属している。