〈新報NIB講座〉名刺交換や雑談で新聞の情報を 松川税理士事務所で講座


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NIB講座で気になった記事を伝え合う松川税理士・行政書士事務所の職員たち=8日、豊見城市

 琉球新報社は8日、豊見城市の松川税理士・行政書士事務所(松川吉雄税理士)で新聞活用ビジネス講座「ライバルに差をつけろ! 新聞でみがく仕事力」を実施した。職員28人がワークショップなどを通じ、情報収集のこつや新聞を活用した仕事術を学んだ。

 新聞の仕組みなどを解説した講師の関戸塩記者は、名刺交換や雑談の場面で新聞の情報を使うことを提案し「話題をつなげていくことが仕事に生きてくる」と強調した。

 本紙7日付1面「県内国税額3500億超」の記事を職員に解説した松川税理士は「記事の内容だけが全てなのか、新聞も深読みしないといけない。新聞を見て、考える場面が大事だ」と語った。平良佳則部長(35)は「新聞で目にした企業の情報をこちらから相手に伝えることで親近感が湧く」と話した。職員の松川剛直さん(33)は「講座は分かりやすく、実践的で良かった」と述べた。

 講座に関する問い合わせは読者事業局読者事業部(電話)098(865)5013。