赤ちゃんすくすく オキゴンドウ披露 海洋博公園


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仲良く泳ぐオキゴンドウの親子=2日、本部町の海洋博公園

 【本部】本部町の海洋博公園で2日、イルカの一種であるオキゴンドウの赤ちゃんが報道関係者にお披露目された。5月23日に生まれた赤ちゃんは推定体長160センチ、体重50キロ。父親「ティダ」と母親「もも」の間に生まれ、元気に育っている。1時間に3~5回、母親から授乳を受けているという。飼育プールでは母親が外側になって泳ぐことで、障害物から子を守る様子が見られた。

 イルカの飼育を担当している古賀壮太〓技師は「オキゴンドウの繁殖についてはまだまだ分からないことが多い。一つ一つ生態を知ることが野生のイルカなどの保護にもつながる」と話した。

※注:〓は「郎」の旧字体