のあちゃん、お帰り 心臓病移植から1年余、元気な姿


社会
この記事を書いた人 志良堂 仁
一時帰沖し、元気そうな姿を見せる翁長希羽ちゃん(中央)と父・司さん(左)、母・涼子さん=15日午前11時43分ごろ、那覇空港

 県内外の募金活動で支援を得て、昨年2月に米国で心臓移植手術を受け、大阪府内の病院で治療を続けてきた翁長希羽(のあ)ちゃん(3)=浦添市出身=が15日午前、一時帰沖し那覇空港へ到着した。希羽ちゃんは父・司さんの腕に抱えられ、母・涼子さんと共に元気そうな姿を見せた。15日午後には両親とのあちゃん、「のあちゃんを救う会」の役員らが那覇市内で記者会見し、治療の経過報告や募金への感謝の気持ちを伝える予定だ。

 募金活動などに取り組んできた「のあちゃんを救う会」によると、翁長さん親子3人は沖縄で暮らすことを目標に闘病を続けてきた。しかし、当面は翁長さん夫妻の仕事や希羽ちゃんの通院の必要性から県外での生活を続ける見通しという。【琉球新報電子版】

米国で心臓移植を受け、県外で治療を続けていた翁長希羽ちゃんが一時帰沖し、家族らと共に元気な様子を見せた=15日午前11時42分ごろ、那覇空港