大田昌秀元知事の県民葬実施へ 県が方針


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 県は16日までに、12日に死去した大田昌秀元知事を悼む県民葬を実施する方針を固めた。遺族の意向を確認した上で最終決定する。会場は沖縄コンベンションセンターを軸に調整している。屋良朝苗氏や西銘順治氏が死去した際に実施した県民葬と同様に、県や県議会などで組織する実行委員会形式を取る予定。近く県議会や県市長会、県町村会、久米島町、県経済団体会議などに提案する。

 県民葬に係る経費は3千万円程度を想定しており、県の予備費で充当する。他団体にも一定の負担を求める考え。宗教色を出さないために献花方式とし、香典や供花などは受けない。
 来場者は千~1500人程度を想定しており、内閣総理大臣や閣僚、沖縄県人会関係者など県内外に広く呼び掛ける。
 県民葬は、過去に屋良氏が亡くなった1997年と西銘氏が亡くなった2001年の2回開催している。開催場所は屋良氏が沖縄コンベンションセンター、西銘氏が県立武道館だった。