「ニュース女子」 都内、市民らが謝罪を求めデモ


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 【東京】東京MXのテレビ番組「ニュース女子」の内容に抗議する「沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民有志」は22日夜、東京都内で「サウンドデモ」を繰り広げた。約100人が参加し、番組内容の訂正と謝罪を求めた。

ニュース女子への抗議デモ=22日夜、東京都内

 千代田区の日比谷公園を出発し、番組を制作したDHCテレビジョンがある港区虎ノ門までの間、三線や太鼓などの楽器を奏でながら「電波でうそをつかないで」などと訴え、繁華街の中を行進した。

 一方、DHCテレビジョンは、デモ隊の通過に合わせ「虎ノ門ニュース~デモ隊が来るのでとりあえず番組立ち上げましたSP~」と題した番組をインターネット上で生中継配信した。作家の百田尚樹氏や科学者の武田邦彦氏がら出演し、これまで放映された「ニュース女子」の番組内容について「何の問題もない」などと主張した。

 今年1月2日放送の「ニュース女子」は沖縄の米軍基地建設に反対する市民を「テロリスト」などと例えて報じた。