米でF16墜落炎上 訓練中、離陸時に


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 【ワシントン=座波幸代本紙特派員】米南部テキサス州ヒューストンのエリントン共同基地で21日午前10時半ごろ(現地時間)、離陸しようとしたF16戦闘機が墜落、炎上し煙が上がった。同機は米オクラホマ州空軍第138航空団所属で北米航空宇宙防衛司令部の下、訓練中だったという。

 米メディアによると、同機は弾薬を搭載しており、墜落後基地は閉鎖され、避難命令が出された。北米航空宇宙防衛司令部によると、パイロットは自力で脱出し、病院に運ばれた。事故原因は調査中。同基地は米航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センターに近く、軍のほか、NASAの宇宙飛行士の訓練飛行や軽飛行機の利用などもある。

 米軍嘉手納基地には、米コロラド州バックリー空軍基地のF16戦闘機12機が、暫定配備されている。