東京や横浜で1日から25日まで開催された国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2017」(同実行委員会主催)は26日、映画祭入賞作の中から優秀な俳優に贈る「ベストアクター・ベストアクトレスアワード」に、県内お笑い芸人の山城智二さん(45)=那覇市出身=を選出した。
山城さんは同映画祭の「ジャパン部門」で優秀賞を受けたゴリさん監督・主演の映画「born、bone、墓音。」に出演している。同映画は洗骨を題材にしたコメディーで、粟国島で受け継がれる洗骨をめぐって、意見が対立していた家族が絆を取り戻していく物語。山城さんはゴリさん演じる与那城等の兄・勝役を演じた。
山城さんの受賞理由について「愛想がなく口が悪いものの実は純粋で心優しいという難しいキャラクターを見事に演じた。『洗骨』という習慣の重みに説得力を持たせ、先祖の大切さを観客に伝えた」と評価した。【琉球新報電子版】
お笑い芸人の山城智二さんに優秀俳優賞 アジア短編映画祭
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松永 勝利