県地域保健課は7日、乳幼児の呼吸器感染症を起こす「RSウイルス感染症」について、6月26日から7月2日までの間、県内の1医療機関当たりの報告数が3・65人(定点医療機関34カ所、報告数124人)となり、過去最多となったと発表した。今後、子どもたちが夏休みとなり、外出の機会が増えるため、県は手洗いやせきエチケットの実行など、感染予防を呼び掛けている。
同期間中、圏域別の1医療機関当たりの報告数は、北部保健所の14・67人が最も多く、八重山保健所4人、南部保健所3・25人、宮古保健所3人、中部保健所2・25人、那覇市保健所1・86人と続いた。北部保健所管内で例年よりも高い数値となったほか、他の圏域でも1人程度多くなっている。