シンクタンク「新外交イニシアティブ(ND)」の評議員でフリーライターの屋良朝博さんらが7日、県庁記者クラブで会見し今月中旬からの訪米について説明した。NDは辺野古新基地に代わる案を米国に提言することで辺野古新基地建設の阻止につなげたい考えだ。12日午後2時(米国時間)にワシントンでシンポジウムを開催するほか、議員スタッフなどとの面談を予定している。
代替案は具体的に(1)海兵隊のローテーション部隊と揚陸艦が合流する「ランデブーポイント(落ち合い場所)」を沖縄以外の場所に変更する(2)海兵隊が輸送に使う高速輸送船を日本政府が提供する(3)海兵隊が使用する海外の施設整備費を日本側が「ホストリージョナルサポート」として負担する―の3点。
NDは訪米費用の寄付を募っている。詳細はhttp://www.nd-initiative.org/