「離島甲子園」石垣で初開催 来月、全国23チーム参加


この記事を書いた人 志良堂 仁
全国離島交流中学生野球大会の県内初開催に向け意気込む村田兆治さん(左から2人目)と石垣市の中山義隆市長(同3人目)=13日、沖縄県庁

 全国の離島の中学球児の夢舞台「離島甲子園」(全国離島交流中学生野球大会)第10回大会が8月21日に沖縄県の石垣島で開幕する。実行委員会が13日、沖縄県庁で記者会見し発表した。沖縄開催は初めて。全国22自治体23チーム(県内5チーム)が参加する。

 記者会見に出席した大会提唱者で元プロ野球選手の村田兆治さんは「夢と希望を持ち、交流を通して絆を育んでほしい」と話した。石垣市の市制70周年を記念して、大会に名乗りを挙げた大会実行委員長の中山義隆市長は「記念すべき大会の第10回と市制70周年の節目に開催できてうれしい」と声を弾ませ、「地元開催なので優勝してもらおう」と地元チームに期待した。

 大会は石垣市中央運動公園野球場など4会場で行われる。21日に開会セレモニーを行い、22日に開会式と2回戦まで、23日に準決勝まで、24日に決勝を行う予定。「まさかりドリームス」野球教室も開かれる。【琉球新報電子版】