沖縄県内の多くの公立小中学校で20日、1学期の終業式や1学期前半を締めくくる全校集会が開かれた。児童生徒らは21日から始まる、待ちに待った夏休みに心を弾ませた。
八重瀬町立具志頭小学校(上原弘充校長)では、全校生徒369人を体育館に集め全校集会が開かれた。各学年の代表児童が「算数の計算を頑張った」「縄跳びが百回連続で飛べるようになった」「恥ずかしがらずにあいさつが出来るようになった」など、1学期に頑張ったことをうれしそうに発表した。
上原校長は「1学期は皆さんが頑張った姿がたくさん見られました。夏休みは安全に気を付けて楽しく過ごしましょう」と呼び掛けた。6年生の北岡然さん(12)は「夏休みはおじぃちゃんと一緒に海に行くのが楽しみ」と話し、笑顔を見せた。
1年生の教室では、初めてもらう「よい子のあゆみ」を手にした児童らが、周囲と見せ合い喜んだ。
大城絢さん(7)は「よくできましたに、○がたくさんあって、お母さんに早く見せたい」と語った。
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