11幼稚園を認定こども園に移行へ 浦添市が総合教育会議で了承


この記事を書いた人 松永 勝利
市内11園を幼保連携型の認定こども園へに移行するとした浦添市の計画案を承認した総合教育会議=21日午前、浦添市役所

 【浦添】浦添市は21日、総合教育会議を開き、2022年までに市内の公立幼稚園11園を幼保連携型の認定こども園へ移行し、約半数を公設民営にするとした市の計画案を承認した。週明けの庁議で正式に決定する。18年度は仲西幼稚園を公私連携型(公設民営)の認定こども園に移行する。22年度までに市内11園のうち、5~6園を公設民営、残りを公設公営に移行する方針。

 総合教育会議では委員から「保育料は値上がりするのか」「(移行が)拙速だという声も上がっている」などの質問や意見が上がった。

 これに対し松本哲治浦添市長は「保護者の負担が急激に増えないよう、次年度は保育料を据え置く方向で検討している。急激な保育料の上昇がないようにする」と説明した。

 移行が拙速だとの意見については「引き続き丁寧に説明したい。公私連携型の認定こども園に移行して良かったと言われるよう、保育、教育の質を向上させたい」と述べた。【琉球新報電子版】