九州、全国懸け熱戦 沖縄県中学総体、選手ら健闘誓う


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選手宣誓をする仲西中の(左から)仲間大和、上原悠=21日、県総合運動公園レクドーム(大城直也撮影)

 沖縄県内6地区の予選を勝ち抜いてきたチーム、選手らが県の頂点を目指し争う「第44回県中学校総合体育大会」は21日、沖縄市の県総合運動公園レクドームで総合開会式を行い、健闘を誓い合った。空手道や陸上、ソフトテニスなど既に終えた競技を除き9競技で、九州大会や全国大会を懸けた熱戦が22日から始まる。

 開会式では生徒を代表して、浦添中学校生徒会長の宮城希さんがあいさつ。「持っている力を十分に発揮し、全身全霊でぶつかり、正々堂々と戦い抜いてほしい。皆さんの活躍を心から応援している」と選手にエールを送った。

 選手宣誓では、仲西中学校男子ハンドボール部主将の仲間大和、同校女子ハンドボール部主将の上原悠が「磨いてきた力、技、心をこの大会で精いっぱい表現することを誓う」と力強くあいさつした。

 大会会長を務める宮城靖県中学校体育連盟会長は、「日々の厳しい練習に打ち勝ち、大変な努力で勝ち得た栄誉をたたえるとともに、素晴らしい選手、チームを育てた指導者に心より敬意を表する」とし、この県大会を「夢の大舞台」と強調。「日頃の練習の成果を十分に発揮し、最後の最後まで諦めずに全力でプレーしてください」と激励した。

 軟式野球は沖縄セルラースタジアム那覇で、サッカーは宮古島市陸上競技場でそれぞれ開会式を行った。