校歌探訪 アメラジアンスクール・イン・オキナワ


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎

 宜野湾市のアメラジアンスクール・イン・オキナワのスクールソングは英語と日本語の両方が入った歌詞に、ポピュラー音楽のような曲調が特徴だ。2003年、在校生だった又吉ジェニファーさん(26)=当時12歳=が作詞した。「スクールの皆は家族。何があっても皆で諦めずに頑張れば夢はかなうという思いを込めた」と振り返った。
 スクールソングは、支援者の一人酒井勉さん(70)=神奈川県=が呼び掛け、共にチャリティー公演をしていたコーラスグループ「サウンド・オブ・ジョイ」に作曲を依頼した。「学校には音楽が必要だ。心の出発点として歌い続けてくれたらうれしい」
幅広い場面で歌えるよう、2種類の曲が付いた。軽快な「アップテンポバージョン」は朝会などで、厳かな「バラードバージョ ン」は入学式や卒業式で歌われる。