「最後まで残る準備万端」 興南ナインの壮行会を開催


この記事を書いた人 琉球新報社

 第99回全国高校野球選手権大会に出場する興南の壮行会が1日、同校第1体育館で開かれた。保護者や同校OBのほか、沖縄県高野連の上原昇会長や城間幹子那覇市長、松本哲治浦添市長らも駆け付け、「プレッシャーを自信と誇りに変えてほしい」などと激励した。

激励を受けながら入場する興南高野球部の選手たち=1日、那覇市古島の興南高校体育館

 今回は春夏連覇した高校が興南を含む5校出場するため、一層の激戦が予想される。壮行会で我喜屋優監督は「最後の最後まで残るための練習はしてきている。準備は万端だ」と深紅の優勝旗を見据え、「期待に応えることを喜びに感じている」と、勝ち抜く気概をみせた。

 福元信馬主将は「県代表という誇りを胸に、プレーだけでなく宿舎でも模範となる行動をしていく」と意気込んだ。

 興南ナインは2日、那覇空港でも壮行会を行い、甲子園に向けて出発する。選手権大会は4日に抽選会を行い、7日に開幕する。