シュワブ内にカメラ新設 抗議行動監視目的か


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半球状で黒いガラス状をしている監視カメラ=2日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ

 【辺野古問題取材班】名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で、新基地建設に反対する市民らを見下ろす格好で基地内に新たなカメラが設置されているのが2日、確認された。座り込みの市民によると、7月29日に設置されたという。市民らの抗議活動を監視する目的とみられる。
 カメラは半球状で、球面は黒いガラス状をしている。天井などに設置して360度写し込めるタイプの監視カメラと類似している。

 市民らが座り込むのは、新基地建設工事に関係する工事車両が出入りするゲート。そのゲートと国道329号を挟んで逆側の施設内のフェンス内側にカメラが設置されている。
 これとは別に座り込んでいる側のゲートの電柱などにも、少なくとも3カ所、カメラが確認できる。【琉球新報電子版】