戦なき世界へ 何ができる? 中学生ら、決意新た


社会
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手話をしながらテーマソング「時代の語り部」を合唱する平和大使=1日、沖縄市役所1階市民ロビー

 【沖縄】沖縄市は1日、市平和月間(8月1日~9月7日)の開始式典を市役所1階市民ホールで開いた。期間中は宮森小学校のジェット機墜落事故や戦時中の原爆投下についての展示会や、市民が折り鶴によるロープを作り、その長さで世界最長のギネス記録に挑戦する取り組みなど多彩な催しが市内各地で開かれる。

 式典では、本年度の市平和大使に任命された市内の中学生16人、一般の1人が平和大使のテーマソング「時代の語り部」を合唱し、戦争のない平和な世界の実現へ、決意を新たにした。
 代表であいさつしたコザ中2年の兼次嵐さん(13)は「過去の過ちを忘れず、平和の意味を考えよう」と呼び掛けた。
 仲程徳秀さん(67)は「平和月間は、戦争を知ることで、自分に何ができるかを考える絶好の機会だ」と話した。

英文へ→Middle school students seek solutions for a peaceful world