自民会派が原因究明など求め抗議 豪オスプレイ墜落で


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外務省沖縄事務所の井関至康副所長(右)に要請書を手渡す県議会沖縄・自民会派の照屋守之県議(左列手前)、島袋大県議(同奥)=16日午後、那覇市の外務省沖縄事務所

 米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイがオーストラリアで墜落した問題で、県議会の沖縄・自民党会派は16日、外務省沖縄事務所を訪ね、事故原因の徹底究明などを求める要請をした。要請内容は(1)事故原因の徹底究明と公表(2)オスプレイの安全確保までの飛行停止(3)県外への訓練移転(4)普天間飛行場の早期返還―の4点。

 対応した井関至康副所長は「飛行停止については防衛省として安全を確認して飛んでいる」と説明した。その上で「事故原因の徹底究明は当然のことだ」などと応じた。【琉球新報電子版】