【北中城】浴衣の普及、発展などを目的に、呉服店「ら・たんす」は11日、北中城村のイオンモール沖縄ライカムで第1回ら・たんすPresents「ライカムゆかた女王コンテスト」を開催した。書類審査を通過した女性8人が、自慢の浴衣を身に着け、会場に設置されたランウェイをさっそうと歩いた。初代ゆかた女王には、嘉手納町から参加した野原芽衣さん(22)が選ばれた。
コンテストでは、浴衣の着こなしや浴衣に合うヘアスタイル、小物使いなどが総合的に評価された。観客の投票でグランプリ、準グランプリの3人が決まった。コンテストのほか、「ら・たんす」で取り扱う新作浴衣のファッションショーなども開催され、観客は携帯を片手に好みの浴衣を撮影した。
野原さんは「グランプリになるとは思ってなくて、とっても驚いている」と驚いた様子で受賞の喜びを語った。野原さんにはトロフィーのほか、20万円相当の着物と帯のセットが贈呈された。準グランプリは、照屋由紀乃さんと常田めぐみさんに決まった。