文部科学省は28日、全国の小学6年生と中学3年生の全員を対象に4月に実施した2017年度全国学力・学習状況調査(全国学テ)の結果を公表した。
国語と算数・数学のA問題(主に知識に関する問題)、B問題(主に活用に関する問題)で沖縄県の平均正答率は、小学校は全国平均から上下1~2ポイントで全国7~42位、中学校は全国平均を5~7ポイント下回り、全科目47位だった。
文科省はいずれの科目についても「都道府県、各教育委員会、学校間でそれほど大きなばらつきはない」とし、全国的に一定の学力水準が維持されていると分析した。【琉球新報電子版】