
【嘉手納】県議会の米軍基地関係特別委員会(軍特委)の議員9人が31日午前、嘉手納町の道の駅かでなを訪ね、米軍嘉手納基地の運用実態を視察した。町役場職員から海軍駐機場の移転問題や外来機の飛来による騒音激化や日常的な悪臭被害などについて説明を受けた。

展望台からの視察を終え、軍特委の仲宗根悟委員長は「町議会から何度も陳情を受けて今日は現場をしっかりと見ようと訪れた。改めて、基地から派生する爆音(の大きさ)や、軍事優先に基地が使用されてきたと感じた」と話した。
議員らは午後に嘉手納町役場を訪ね、當山宏町長と意見交換する。【琉球新報電子版】