「ビオラの音色、美しい」ペシュティ氏 浦添で1日演奏会


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ビオラを演奏し、聴衆を魅了するポール・ペシュティ氏(左)とピアノ伴奏の仲松尚子さん=31日、浦添市の浦添グリーンハイツ公民館

 「ポール・ペシュティ ヴィオラリサイタル―ウィーンからブダペストへドナウ川とともに―」(ビューローダンケ主催、琉球新報社共催)が1日午後7時から沖縄県浦添市てだこホール小ホールで開催されるのを前に、ペシュティ氏が31日、浦添市の浦添グリーンハイツ公民館を訪れ、約100人の地域住民にビオラの音色を披露した。

 ハンガリー出身の両親を持つペシュティ氏は「ハンガリーの文化や旋律を理解していた作曲家だ」とブラームスを解説し、ブラームスの「ジプシーの歌」や「ソナタ」など演奏した。県出身の仲松尚子さんがピアノで伴奏した。

 1日のリサイタルを主催するビューローダンケにファミリーマートFCグリーンハイツ経塚店などの代表を務める平良俊雄さんが持ち掛け、浦添グリーンハイツ公民館での公演が実現した。同自治会の与那嶺光國会長は「世界的な音楽家の演奏を生で聴く機会はめったにない。ビオラの音色は美しかった」と話した。

 1日のリサイタルの入場料は一般4500円、学生1500円(いずれも当日券)。問い合わせはビューローダンケ(電話)070(5278)1690。