大気観測機が離陸 本土上空大気情報を収集か 嘉手納基地


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
米空軍の特殊機WC135C=5日午前7時38分ごろ、米軍嘉手納飛行場(読者提供)

 【嘉手納】米空軍嘉手納基地に5日午前に飛来した米ネブラスカ州オファット空軍基地所属の大気観測機WC135Cコンスタントフェニックスが6日午前、嘉手納基地を離陸した。

同機は大気中の放射性物質を採取、分析する機体で、北朝鮮が3日に発表した水爆実験実施を受けて日本海上空などで大気を収集した後、5日に嘉手納基地に飛来したとみられる。

離陸は、日本本土上空の大気調査を目的に再び日本海側へ向かったとみられる。【琉球新報電子版】