「白露」ですが…暑さはまだまだ


この記事を書いた人 平良 正
涼を求めて与座川(ガー)で水遊びを楽しむ家族ら=6日午後、糸満市与座(具志堅千恵子撮影)

 7日は二十四節気の一つ「白露」。暦の上では大気が冷え込んで草花に露が付き、いよいよ本格的な秋を感じられる季節となる。

 だが、6日の沖縄地方は太平洋高気圧に覆われ、28の観測地点全てで30度を超える真夏日となった。

 沖縄気象台によると、粟国村では午後1時55分に35度を観測し、同地点での今年の最高気温と、9月の観測史上最高を記録した。

 糸満市の与座川(ガー)では涼しくなった夕暮れに、川遊びを楽しむ家族の姿が見られた。いとこらと訪れた宮平琉羽(るね)さん(10)=大里南小5年=は「秋の雰囲気はまだまだ感じない。水は冷たくて、とっても気持ちいい」とにっこり笑った。