【台風18号】台湾漁船2隻の係留ロープ切れる 10人中6人救助 残る4人は船内 平良港


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 【宮古島】13日午後0時17分ごろ、台風18号の接近で暴風域に入っている宮古島市の平良港に停留する台湾漁船2隻から「係留ロープが一部切れ、危険なので上陸したい」などと宮古島海上保安本部へ連絡があった。

 2隻には台湾人船長1人ずつとインドネシア人それぞれ4人ずつの計10人が乗っていた。同保安本部は救助を試み、午後5時現在、6人を収容した。ケガ人はいないという。

 残り4人が乗る2隻は風圧に押されて平良港の陸地側の岸壁にいる。同保安本部は風が収まり次第救助する方針だ。

 2隻は台風18号から避難するため12日夕から平良港へ係留していた。乗組員の入管手続きも終えた。船を保守するという本人らの意向で上陸はしていなかった。まだ救助されていない残り4人もケガなどは確認されていないという。【琉球新報電子版】