経済

下地島空港で操縦士訓練へ バニラ・エア、沖縄県に報告

浦崎唯昭副知事(右)に下地島空港飛行訓練の開始を報告する五島勝也社長=13日、沖縄県庁

 格安航空会社のバニラ・エアは10月11日から沖縄県宮古島市の下地島空港で操縦士の飛行訓練を始める。訓練は1年に2回を予定し、1回の訓練期間は最短で5日間。8人の操縦士が約100回のタッチアンドゴー訓練をする。使用機はエアバスA320。

 13日、県庁に浦崎唯昭副知事を訪ねたバニラ・エアの五島勝也社長が明らかにした。五島社長は、県が訓練を受け入れたことに感謝の意を表明した上で「下地島空港なら効率的な飛行訓練ができる。下地島を全国的に知ってもらう機会にしたい」と述べた。

 下地島空港を訓練地に選んだ理由については「訓練期間が短縮でき、日程調整も柔軟にできる」と説明した。

 浦崎副知事は五島社長に「3千メートルの滑走路を有効活用してもらえるのはありがたい。飛行訓練が経済発展につながると期待している」と訓練利用を歓迎した。

 下地島空港は全日本空輸(ANA)の飛行訓練が2015年度に完全撤退した後、県への空港使用料が激減していた。現在は琉球エアーコミューター(RAC)と第一航空が訓練に使用している。