【嘉手納】21日に米軍嘉手納基地で強行されたパラシュート降下訓練を受け、嘉手納町議会(徳里直樹議長)は22日午前、降下訓練の全面禁止を求める抗議決議と意見書を全会一致で可決した。2007年の日米合同委員会で確認された嘉手納基地の例外的使用措置を撤廃することも求めた。
抗議決議と意見書では、今年4、5月にも訓練し、6月にも訓練予定があったことに触れ「訓練が常態化すれば、嘉手納基地の負担軽減に逆行し、基地機能強化につながることは明白だ」と批判した。
議員らは22日午後から沖縄防衛局を訪ねて文書を手交する。【琉球新報電子版】
英文へ→Kadena Town Council adopts resolution against parachute training