米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡る新基地建設で28日、米軍キャンプ・シュワブ沿岸では「N5」護岸建設予定地付近で、仮設建設道路のため袋に入った採石を積む作業が続いた。「K1」護岸建設予定地付近では、作業員がコンクリートブロックの上にH鋼を設置する作業を続けた。建設に反対する市民は、抗議船2隻とカヌー10艇を出し、抗議した。午前11時ごろまでに、カヌー延べ8艇が拘束された。
シュワブゲート前では、約80人が座り込み抗議の声を上げた。衆院が正午すぎに解散となったのを受け、安倍晋三首相の政権運営に批判の声が相次いだ。読谷村の60代男性は「なぜ解散するのか。いつまでも首相(の座)にすがりたい。ただそれだけだ」と否定的な立場を示した。【琉球新報電子版】