前沖縄防衛局長、「希望」から出馬へ 井上氏、京都5区予定


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 10月22日投開票の衆院選に、防衛省の前沖縄防衛局長で現防衛省審議官の井上一徳氏(55)が新党「希望の党」から出馬する方向で調整していることが28日までに分かった。複数の政府関係者が明らかにした。出身地の京都5区から出馬する見通し。

 井上氏は、希望の党代表の小池百合子東京都知事が首相補佐官だった2006年、首相補佐官付防衛庁官房参事官を務めている。関係者によると、小池氏とのつながりも深い。井上氏は14年7月~16年6月までの2年間、沖縄防衛局長を務めた。

 井上氏は1962年、京都府生まれ。横浜国立大卒業後、86年に旧防衛庁に入庁。内閣官房内閣参事官や防衛省運用企画局事態対処課長、防衛装備庁調達管理部長などを歴任した。